目覚しい発展を続けている中国。そして今や欧米先進諸国の生産拠点となっている東南アジア、インド。世界の産業構造は、時々刻々とめまぐるしく変わりつつあります。日本も欧米の例外ではありません。多くの日本企業が実際に海外進出へ進出しており、また、進出を考えている企業が多数あります。ここ数十年までは海外進出する企業は、大手の商社や製造業に限られていましたが、近年では中小企業の海外進出も目立つようになってきました。
しかしこの海外進出ブームの影で言葉や文化、習慣の違いをはじめ様々な理由で海外経営が破綻し撤退を余儀なくされている企業も多いことは否めない事実です。
近年コンサルタントを起用することにより、こういった問題の解決にあたる企業が増えつつありますが、それにもかかわらず海外進出、海外経営の多数の問題は解決されていないのが現状です。なぜこういった現象がおこるのでしょう?コンサルタントの質が問われることはもちろんですが、現在のコンサルティング業務の内容に大きな問題が含まれていると当社では考えています。
従来のコンサルティング業務は、経営分析等によりクライアント企業の経営問題を検討し解決案を提示することにとどまっていました。そして、その解決案を遂行するのは経営者であり、コンサルタントではないわけです。発案者と実行者は両輪となって初めて功を奏します。そのどちらかが欠けていれば当然前には進めません。また不具合が生じた時に迅速かつ適正な軌道修正ができなければ、プロジェクトは難航します。海外進出とは事業発展のためであることは言うまでもありません。しかし海外進出ブームの波に押されて安易に進出すれば、その波にされわれることでしょう。
当社は実務経験豊かなプロフェッショナル・コンサルタント集団です。海外進出をお考えの企業様にとって、それが本当に企業様のメリットになるのかという段階からコンサルティングを行います。つまり現在の国内経営コンサルタントから初め、進出のメリット・デメリットを検討し、経営者様にご提案します。その結果、進出が決定されば進出先での会社立ち上げを全面的にサポートしたします。また、現地会社設立後、経営が軌道にのるまでコンサルティングサービスを提供し、経営者さまと一体となって実務的なサポートを行います。
当社は一局面にとどまらず、事業前から事業後の経営まで一流のコンサルタント集団が全面的にコンサルティングサービスをご提供いたします。
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